多くの人を引き付けるブランドの魅力

多くの人を引き付けるブランドの魅力

王室献上品に関して

そもそも現在の高級ブランドは王室などに献上されていたものでした。
ヴァシュロン・コンスタンタンなどもそうです。
国王に献上されていました。
そのためデザインも品質も最高のものでなければなりませんでした。
いわゆる最上級のクラスの人たちにふさわしいものが作られていたのです。
富裕層であり社会的地位の高い人たちだけが持つことのできるものでした。
しかし現代は違います。
どんな社会的地位にかかわりなく、商品の値段を支払うことができさえすれば、ブランド品はだれにでも手に入ります。
日本は世界でも有数なブランド愛好者にいる国です。
もちろんそれら愛好者のほとんどは一般市民です。
なぜこんなに普通の生活レベルに人が夢中になるのでしょうか。
ブランド品はもともとセレブクラスに人のためにつくられたものであるために、それらをもつことによってあたかも本当のセレブに階段を一気にのぼったかのような気持ちにさせてくれるのです。
つまり簡単にワンランク上にあがった気分になることができるのです。
そうした付加価値のために人気があるのです。
もちろんすべての人がそうではないかもしれません。
純粋に品物のよさに魅かれているファンもたくさんいることでしょう。
しかしその心理を分析するなら日本人の根底には士農工商時代の自分のカーストに対するコンプレックスというのがいまだにのこっているのかもしれません。
それをブランド品によって上にあがったかのような気持ちになるのです。