多くの人を引き付けるブランドの魅力

多くの人を引き付けるブランドの魅力

貧困から抜け出した父

父は高級腕時計をコレクションしていました。
ブルガリなどです。
ある時計はまぶしいくらいにキラキラがたくさんついていました。
成金趣味とバカにして当時は見向きもしませんでした。
貧しい田舎で育ち、それこそ裸一貫から築いた財は彼の誇りでありジクラッドでした。
その一環がブランドの時計です。
とりわけ世界三大時計には目がなかったようです。
田舎者で貧しさを経験したからこそ、富裕層になりたい気持ちがつよかったのかもしれません。
できるだけリッチな気分にさせてくれるものを追い求めたのです。
貧乏時代を経験している人たちは二つのタイプに分かれます。
一つは父のようにぜったい貧乏に戻らないようにクラス人たち。
もう一つはぎゃくにお金が大切だったからこそ今でも一円一円を大切に使うタイプの人たちです。
日本国内に実際に社会的に地位も高く文化教養も高い、いわゆる良い家柄に育った人が占める割合はわずかです。
高級ブランドはもともとそうした、ロイヤルファミリーやそれに属する人々に進呈するものでした。
しかしブランドショップは国内に数多くあり、中古品やネットショップを含めると膨大の数の販売店があります。
それだけ需要があるのです。
つまり限られた富裕層がターゲットにされているのではなく、ごく普通の人でも手に入れることができるのです。
本来の位置からかなりかわってきたかもしれません。
でも一部の国では今でも本当のセレブしかブランドをつけません。